米公聴会巡り、共和が民主批判 トランプ氏「いかさま」

トランプ政権
2019/11/14 3:59 (2019/11/14 7:57更新)
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【ワシントン=永沢毅】トランプ米大統領は13日、ウクライナ疑惑を巡る米議会の公聴会について「いかさまで、こんなことは許されない」と述べ、改めて非難した。政権幹部は「退屈で税金のムダ」と批判、共和党も野党・民主党がトランプ氏の弾劾訴追を優先して政策遂行をないがしろにしていると主張した。

トランプ氏は13日、トルコのエルドアン大統領とホワイトハウスで会談した際に「魔女狩りで、でっち上げだ。公聴会は忙しくてみていない」と記者団に語った。その後の共同記者会見では公聴会を1分たりとも視聴していないとして「私は中東の平和に集中したい」と強調した。

ただトランプ氏は同日朝からエルドアン氏との会談が始まる昼ごろまでツイッターにリツイートも含めて20を超える投稿を連発。民主の捜査が不当だと訴え、いらだちをあらわにしていた。

グリシャム大統領報道官は「いかさま公聴会は退屈なだけでなく、納税者の時間とおカネの壮大なムダ使いだ」と批判した。共和のニューネス下院議員は公聴会で、ロシア疑惑に続くウクライナ疑惑の弾劾調査を「注意深く企てられた中傷キャンペーンだ」と切り捨てた。証言に臨んだ国務省高官にも「民主がでっち上げたテレビ向けの猿芝居に使われている」と非難の矛先を向けた。

共和の上院トップ、マコネル院内総務は声明で「民主は米国民にとって大事な法律を置き去りにしている」と強調。超党派の協力が必要なメキシコ、カナダとの新たな北米自由貿易協定(NAFTA)の批准や2020会計年度(19年10月~20年9月)の国防予算の成立などを民主のペロシ下院議長らが「妨害している」と指摘した。

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