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東急不、定額相乗りサービス 渋谷と千葉のゴルフ場

東急不動産は13日、東京都渋谷区からグループ企業が運営する千葉県のゴルフ場へ相乗りの車を定額で運行する実験を開始すると発表した。アプリで配車予約すると、タクシー会社が指定された場所へ車を回す。鉄道やバスなど様々な交通手段を連携させる次世代移動サービス「MaaS(マース)」を巡る参入競争が熱を帯びている中、東急不動産も街づくりに生かす狙いだ。

東急不動産が手掛ける一般住宅地とゴルフ場の複合開発地「季美の森」(千葉県大網白里市)

実験は16日から2020年1月31日まで、千葉県大網白里市にあるゴルフ場「季美の森ゴルフ倶楽部」の利用者を対象とする。相乗りアプリを手掛けるNearMe(東京・千代田)が、利用者を効率的に迎えに行くルートを選定する。車は5人程度が乗ることができ、料金は目的地まで一律3980円。

利用者にとっては自宅とゴルフ場の行き帰りの移動手段の選択肢が増えるほか、ゴルフバッグなど重い荷物を運ぶ負担がなく飲酒も可能だ。

2月1日以降は同ゴルフ場と一体開発されている季美の森団地の住民を対象に地域の施設への移動手段として活用する実験を行う予定だ。

MaaSを巡っては、JR東日本小田急電鉄など鉄道事業者が相次いで実験を開始している。高齢者による自動車免許証の返納増加や、若者を中心に自動車の保有率が低下している中、東急不動産はゴルフ場を中心とした郊外にあるリゾート施設への多様な移動手段をそろえる。

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