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うどん店「丸亀製麺」を展開するトリドールホールディングスが13日に発表した2019年4~9月期連結決算(国際会計基準)は、営業利益が前年同期比23%増の50億円だった。国内の丸亀製麺の既存店売上高が好調で、人件費などの費用増を吸収した。
売上高は11%増の800億円だった。1月にテレビコマーシャルを刷新し既存店客数が回復した。全体売上高の約2割を占める海外売上高も好調で、増収率は12%だった。香港の麺業態の店舗や米国の丸亀製麺の出店が貢献した。
人手不足を背景に人件費の単価は上昇したが、販売増で補った。営業利益は増えたものの、為替差損が発生し純利益は13%減の25億円だった。
同日、20年3月期の通期業績予想を上方修正した。営業利益は前期比2.9倍の66億円(従来予想は2.4倍の54億円)、純利益は9.8倍の26億円(従来予想は9.7倍の25億円)を見込む。