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業績ニュース

リクルートHD、4~9月期純利益23%増え過去最高

企業決算
2019/11/13 20:30
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リクルートホールディングスが13日発表した2019年4~9月期の連結決算は、純利益(国際会計基準)が前年同期比23%増の1141億円となり、4~9月期としては過去最高だった。求人検索サイト「インディード」が好調だった。就職情報サイト「リクナビ」から学生の内定辞退率を予測した情報を企業に提供した問題で、有識者による第1回の諮問委員会を12月に開く。

売上高にあたる売上収益は5%増の1兆2012億円。けん引しているのが12年に買収した米インディードだ。

インディードのサイトでは仕事を探している人が職種、勤務地などを入力して検索すると求人情報が表示される。企業はクリックごとの単価を決めることができ、高くすると検索結果の画面で上位に表示される。閲覧履歴などに応じて、同じ検索でも個人ごとに違う結果になる。表示された広告の大きさや期間に応じて企業が料金を払う「広告型」よりも、利用者と企業ともに効率が良いとされ人気がある。

売り上げの7割程度が米国とみられ、堅調な景気を背景にサイトの利用が伸びたという。同社は部門の利益をEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)で公表している。インディードを含む「HR(ヒューマンリソース)テクノロジー事業」は437億円と前年同期より84%増えた。

飲食店などの販促や「リクナビ」を含む「メディア&ソリューション事業」のEBITDAは7%増の980億円。8月に発覚したリクナビ問題を受け関連事業の見直しを進めているが、業績への影響は「軽微」(同社)という。美容室予約サイト「ホットペッパービューティー」は予約件数が5727万件と21%増えた。

「人材派遣事業」は海外では伸び悩んでおり16%減の177億円。欧州などの景気減速が響いて、需要が落ち込んだ。ただ国内は人手不足が追い風となり1%増の232億円だった。

20年3月期通期の見通しは従来計画を据え置いた。EBITDAで3100億(前期比6%増)~3300億円(13%増)を目指す。リクナビ問題を巡っては、適切なデータの利用に向け20年4月をめどに社内ルールを整備する予定。外部有識者による「データ利活用に関する諮問委員会」を発足させる。13日は記者会見は開かなかった。

人材サービス大手には人手不足が追い風で4~9月期決算は大手5社がいずれも増収だった。広告費などを増やしたエン・ジャパンの純利益が減少。オーストラリアの景気減速を背景に人材派遣事業で減損損失を計上したパーソルホールディングスが最終赤字だった。

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