北陸新幹線の5年目経済効果、富山は年304億円
政投銀調べ

2019/11/13 18:56
保存
共有
印刷
その他

日本政策投資銀行富山事務所(富山市)は13日、開業5年目の北陸新幹線が富山県にもたらす経済効果が推計で年304億円になるとの調査を発表した。宿泊や飲食などの消費支出が200億円に上るほか、関連産業に携わる人の所得が増えることによる効果が42億円に達する。

富山県はインバウンドをどう増やすかが課題だ(富山駅の新幹線ホーム)

推計には10月の台風19号による運休の影響は反映していないという。304億円の経済効果には、飲食や土産品の原材料の生産による効果62億円も含まれている。

経済効果は同行が開業2年目の2016年時点で推計した石川県の効果に比べると半分以下にとどまる。インバウンド(訪日外国人)の延べ宿泊者数が31万人泊と石川県の3分の1程度であることが響いている。

富山県内では米ヒルトンが富山市内でホテルの建設計画を打ち出しているほか、立山町ではフランス出身の著名醸造家が日本酒造りのプロジェクトを進めている。同事務所はこうしたインバウンド向けの誘客策を推進することで、経済効果を大きくすることができると分析している。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]