「スタートアップに種まき」 変革進める森村グループ
ナゴヤの名企業 新戦国時代 第4部 窯業(4)
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森村グループのノリタケカンパニーリミテドや日本ガイシ、日本特殊陶業は、自動車産業の成長の波にのって事業を拡大してきた。手堅く堅実な経営を信条としてきたが、次世代の自動車技術である「CASE」の広がりなど、大きく変わる事業環境を前に、新分野への挑戦を今まで以上に迫られている。3社のトップにどう変革を進めるのか聞いた。
日本ガイシ、大島卓社長 「新製品で売上高3割を維持」
――祖業の電線部品「がいし」を経営の中でどう位置づけるのですか。
「電力インフラが拡大した時期に比べて生産量は5分の1程度まで減った...
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