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自動車タイヤに使う天然ゴムの先物価格が続伸した。東京商品取引所の天然ゴム先物（RSS、期先）は13日の清算値が1キロ180.2円と前日から0.2円上昇し7月下旬以来、約3カ月ぶりの高値となった。
貿易問題を巡る米中協議の進展期待が相場を押し上げた。上海市場の天然ゴム先物が上昇し、東京市場にも波及した。
タイの通貨であるバーツの対ドル相場が高値圏にあることも相場の上昇要因だ。天然ゴムの主産国タイがバーツ高でゴムの輸出を控えるとの思惑が広がり、一部で供給懸念が強まった。「実需は鈍いので上値は限定的だろう」（商品先物会社）との声があった。
