ビール系販売、10月は12%減 増税の駆け込み反動

消費税10%
2019/11/13 17:29
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ビール大手4社の10月のビール系飲料の販売量が13日まとまった。消費増税による影響でプライベートブランド(PB)を含む市場全体は前年同月に比べて12%減ったもようだ。第三のビールは10.5%減と減少幅が小さかった。価格の安さに加え、本格的なビールの味を志向する商品が増えたことで、全体の構成比では4割を占める一大勢力に成長している。

第三のビールの存在感が高まっている。(都内のスーパー)

単月の2桁の減少は2018年5月以来となった。ただ、キャッシュレス決済時のポイント還元などの効果で前回増税時の約2割減に比べると小幅にとどまり、11月には増税の影響がほぼ解消するとの見方が強まっている。

アサヒビールとキリンビールはビール系飲料の販売量はともに13%減、サントリービールは6%減、サッポロビールは8%減だった。4社とも全ての項目で前年同月の販売実績を下回った。消費増税前の駆け込みの反動で減った。

消費増税に関連した駆け込み需要と反動減を踏まえた9~10月の販売量全体は前年同期比で2%増えた。ラグビーワールドカップ(W杯)による特需や、前年よりも気温が高めだったことなどが影響した。

19年1~10月の販売量全体は1%減だったもよう。ビール、発泡酒、第三のビールの項目ごとにみた第三のビールの構成比は4割強で、18年の3割台後半から伸びている。

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