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樹齢200年超す吉野杉のギター 奈良の工房が受注開始

奈良県吉野地方の良質材として知られる吉野杉の大径木を使ったクラシックギターが誕生した。県が材料調達などで協力し、同県御所市でギター工房を営む丸山利仁さんが製作した。今月初めに東京都内で開かれた弦楽器の展示会で初披露し、受注を始めた。吉野杉は近年の需要減少と木材価格の低迷に悩む。県などは新たな用途開発や発信を通じてアピールする。

「音が力強く前に届く」と演奏者も評価する吉野杉を使ったギター

ギターは音を響かせる表板に推定樹齢200年超の吉野杉の建築用天井板を転用した。通常は欧州産のマツ科のスプルースや北米産の米杉(ベイスギ)が使われ、国産材は珍しい。育成期間が長く木目の詰まった吉野杉には楽器製作に十分な強度があるという。

県森林技術センター(同県高取町)が木材の振動特性を測定、ギター用材として利用できることを確認した。1本40万~50万円程度での販売を想定している。実際に演奏したギター奏者の山本真也さんは「音が力強く前に届くような感じで、このギターならではの表現が可能だ」と話した。

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