日経平均が反落、終値200円安 米中協議への期待後退

2019/11/13 9:09 (2019/11/13 15:21更新)
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13日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比200円14銭(0.85%)安の2万3319円87銭で終えた。12日のトランプ米大統領の講演後に米中貿易協議への進展期待がややしぼみ、外国為替市場で円相場が一時1ドル=108円台後半まで上昇。鉄鋼など景気敏感株や値がさ株の一角に売りが出て相場を押し下げた。香港情勢の緊迫化を背景に香港ハンセン指数が再び急落すると、日経平均は下げ足を速め、一時250円安に迫った。

トランプ大統領は中国との貿易協議について「第1段階の合意は署名が間近だ」と強調した。ただ、米中首脳会談の日時や場所について言及がなく、投資家の失望売りを誘った。前日の東京市場で講演前に短期志向の海外勢が先回り買いを入れて後場に急伸したこともあって、短期筋が先物などに損失限定の売りを出した。

売り一巡後は下げ渋った。日本時間14日未明にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言が予定され、結果を見極めたいとして、後場は積極的な売買を見送る投資家が多かった。

JPX日経インデックス400は5営業日ぶりに反落。終値は前日比87.40ポイント(0.57%)安の1万5180.28だった。東証株価指数(TOPIX)は7日ぶりに反落し、9.34ポイント(0.55%)安の1700.33で終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆1558億円。売買高は12億1532万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1606と、全体の74.5%を占めた。値上がりは479、変わらずは68銘柄だった。

2020年3月期の業績見通しを下方修正したJFEが大幅安。米長期金利の上昇一服を受け、T&D第一生命HDなど保険株の下げも目立った。ファストリ日東電京セラなど値がさ株が下落した。住友不エーザイヤマトHDも売られた。一方、富士フイルムが大幅高。いすゞスズキの上げも目立った。SMCや東レが上昇し、武田やユニチャームが買われた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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