米国の格差が生む左右の異端
論説委員 小竹 洋之

小竹 洋之
中外時評
編集委員
2019/11/13 2:00
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日本経済新聞 電子版
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「不公平の勝利」。米カリフォルニア大学バークレー校のエマニュエル・シーズ教授らの近著が反響を呼んでいる。米国民の所得に対する実質的な税負担の割合(実効税率)を試算し、格差の拡大に警鐘を鳴らした力作だ。

1960~2018年の平均税率は、上位400人の高所得層で56%から23%に低下し、1.2億人超の下位50%の低中所得層で22%から24%に上昇した。税制のゆがみが極まり、両者の税率が18年に初め…

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