山形のメタジェン、水使い口内細菌採取

2019/11/12 18:00
保存
共有
印刷
その他

バイオスタートアップ企業のメタジェン(山形県鶴岡市)は口の中の細菌を簡便な方法で採取する研究結果を公表した。蒸留水を含んで吐き出す「洗口吐出液」によるもので、必要な唾液の量を採取する従来方法と比べても得られる細菌叢(そう)のデータに大きな違いはなかったという。遺伝情報を網羅的に調べるメタゲノム解析で実証した。

研究結果は国際学術誌「Scientific Reports」に掲載された

予防歯科で知られる日吉歯科診療所(同酒田市)、ライオンと共同で研究した。これまで唾液を1~5分かけて採取したが、蒸留水なら10秒ですむ。ガムをかんだ場合などを含む4種類の手法で比較したところ、洗口吐出液でも分析は可能と判断した。

メタジェンは大腸がんなど腸管関連疾患と口腔(こうくう)内細菌叢との関連に注目している。多くの人のデータを得るコホート研究を進めるには短時間で唾液を採取する必要があり、より簡便な方法を探っていた。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]