/

日本ジオパーク初の返上へ 天草、交流人口が増えず

貴重な地形や地質が残る自然公園「日本ジオパーク」に認定されている「天草ジオパーク」(熊本県天草市など)が、認定を返上する方針を固めたことが12日、分かった。日本ジオパークネットワーク(東京)によると、認定を返上すれば日本ジオパークで初めて。

同市など2市1町でつくる天草ジオパーク推進協議会は来年3月の離脱を予定しており、理由を「費用負担が大きい一方、交流人口の拡大につながらなかったため」と説明している。

天草ジオパークは1億年前の地質が残り、2014年に認定された。認定後、再認定を4年に1度受ける必要があり、18年の審査で「天草の魅力を十分に伝えられていない」などと指摘されて条件付き再認定とされた。

天草ジオパーク推進協議会で議論したところ、「解説板の設置などにかかる費用対効果が見られない」などと日本ジオパークからの認定返上を推す意見が出たという。

天草市の崎津集落が含まれる世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が昨年登録されたことで、自然にとらわれず幅広い魅力を発信したいことも理由としている。

日本ジオパークは現在、全国に44地域ある。日本ジオパークネットワークの斉藤清一事務局長は「認定を受けただけですぐに人が集まるわけではないのは、当初から分かっていたはずだ。地域の判断を尊重するが、残念だ」と話している。〔共同〕

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン