避難所生活なお2千人超 台風19号、上陸から1カ月

台風19号
2019/11/12 13:17
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各地で大規模な浸水や土砂崩れを引き起こした台風19号の上陸から12日で1カ月となった。内閣府によると、8日時点で10都県の約2800人が避難所で生活している。被災地では気温が下がり始め、仮設住宅提供などの住宅関連支援が急務になっている。

総務省消防庁によると、12日午前6時半時点で2市1町の約3千人が住む地域にまだ避難指示が出ている。10月下旬の台風21号などによる大雨を含めた住宅被害は12日時点で約8万5千棟。うち7割にあたる約6万棟が床上・床下浸水だった。全半壊は約1万2千棟。被害を受けた自宅に戻れず、親戚宅に身を寄せる人や浸水を免れた自宅2階で生活する人は少なくない。

国土交通省によると、12日時点で在来線7事業者11路線の一部区間で不通が続くなど、交通機関の影響も続いている。農林水産省によると、農林水産業の被害は38都府県に及び、被害額は12日時点で2500億円を超えた。まだ全容はつかめておらず、今後も膨らむ可能性がある。

死者数は12日時点で13都県90人。5人の行方が分かっていない。国交省によると、8日時点で国管理の7河川を含む71河川140カ所の堤防が決壊した。長野県の千曲川や福島、宮城県の阿武隈川の流域で大規模な浸水被害があった。

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