NTTコム、商品価格を外貨表示 小売り向けサービス

2019/11/12 11:00
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NTTコミュニケーションズは12日、小売り・外食企業が商品やサービスの価格を外貨で表示しやすくするサービスを11月下旬に始めると発表した。シンガポールのスタートアップ企業と組み、為替レートを一定の期間固定する。店舗側が為替相場の変動を気にせず価格を提示できるようになるとみて、インバウンド(訪日外国人)を客に持つ企業に導入を促す。

NTTコムがサービスを導入する企業に対して日々、通貨ごとに円との交換レートを提示する。24時間など導入企業と契約で定めた一定期間、提示した為替レートを保証する。通貨は米ドルや人民元、ユーロなど22種に対応する。

為替レートを保証する仕組みはシンガポールのフィンテック企業、M-DAQ(エムダック)が提供する。NTTコムは11月上旬、エムダックに少額出資した。

小売りや外食などインバウンドの顧客を持つ企業にとって、為替が変動するリスクがあるため、店頭価格を外貨表示することが難しかった。NTTコムとエムダックは導入企業から手数料を受け取り、為替の変動リスクを負う。

クレジットカード会社でも為替レートを事前に利用者に提示している場合もあるが、消費者が自らインターネットなどで確認する必要がある。買い物前に慣れ親しんだ自国通貨で価格を確認できるようになれば、インバウンド需要の喚起につながるとみている。

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