メキシコ外相「クーデターだ」 ボリビア大統領辞任で

中南米
2019/11/12 5:48
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ボリビアではモラレス大統領の辞任を巡り混乱が続いている(11日、ラパス)=ロイター

ボリビアではモラレス大統領の辞任を巡り混乱が続いている(11日、ラパス)=ロイター

【メキシコシティ=丸山修一】南米ボリビアで反米左派のモラレス大統領が辞任したことを受けて、メキシコのエブラルド外相は11日朝の政府定例会見で「クーデター」だとして軍などの動きを非難した。エブラルド氏はメキシコ政府としてモラレス氏をボリビア唯一の合法的な大統領だと認識しているとして支持を表明した。

エブラルド氏は「軍が大統領に辞任を求めるのはボリビア憲法に違反する」とした。ボリビアに憲法や民主主義を守るように訴えるとともに、米州機構(OAS)に事態収拾のための臨時会合を開くように要請した。メキシコ政府はすでにモラレス氏に亡命受け入れを申し出ている。

モラレス氏の辞任に対してはキューバやベネズエラ、ニカラグアといった中南米の左派政権が同様にクーデターだと非難している。アルゼンチンでは12月に就任予定のフェルナンデス次期大統領も同様の姿勢を示している。

一方でトランプ米大統領は11日、「モラレス氏の辞任は、西半球における民主主義にとって重要だ」とする声明を発表した。声明では「(辞任に関連する)一連の出来事はベネズエラやニカラグアの非合法政権に、民主主義や国民の意志が必ず勝利するという強いメッセージを送ることになる」とし独裁状態を続けるベネズエラのマドゥロ大統領などをけん制した。

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