WeWork、Tモバイル・レジャー氏にCEO要請 米報道

2019/11/12 4:04
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TモバイルUSのレジャーCEOは業界慣行を打ち破ってシェアを拡大した=AP

TモバイルUSのレジャーCEOは業界慣行を打ち破ってシェアを拡大した=AP

【ニューヨーク=中山修志】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は11日、シェアオフィス「ウィーワーク」を運営する米ウィーカンパニーが、米携帯3位TモバイルUSのジョン・レジャー最高経営責任者(CEO、61)にCEO就任を要請していると報じた。筆頭株主のソフトバンクグループの意向が強く、9月に退任した創業者アダム・ニューマン氏の後任として経営再建を委ねたい考えという。

レジャー氏は2012年からTモバイルのCEOを務め、「アンキャリア(非・通信企業)宣言」を掲げて中途解約時に解約金を課す「2年縛り」を廃止するなど、業界の商慣行を壊して契約者を伸ばしてきた。15年にはソフトバンクG傘下のスプリントを抜いて業界シェア3位に浮上。ソフトバンクGの孫正義会長兼社長もレジャー氏の経営手腕を認めている。ソフトバンクGは日本経済新聞に対して「コメントを控える」としている。

スプリントとTモバイルは18年4月に合併計画を発表し、20年の手続き完了をめざしている。レジャー氏は合併会社のCEO就任が決まっているが、ソフトバンクGはウィーの再建を優先して同氏にかじ取りを任せたい考えとみられる。

ソフトバンクGは創業者のニューマン氏の退任後にウィー株の追加取得や融資に約1兆円を投じ、グループ幹部のマルセロ・クラウレ氏を会長に送り込んだ。クラウレ氏はスプリントの会長も兼務しており、レジャー氏と気心が知れている。

レジャー氏へのCEOの就任要請が伝わり、11日の米株式市場でTモバイル株は前週末終値比で一時4%下落した。スプリント株も同4%下げた。

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