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侍が逆転勝ち 足のスペシャリスト周東、接戦で輝く

2019/11/11 23:18
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世界ランク7位のオーストラリアに苦戦の末、2次ラウンド初戦をものにした侍ジャパン。決勝点は押し出し四球で手にしたが、終盤に足攻で同点に追いつき、相手にプレッシャーをかけたのが効いた。

オーストラリア戦の7回、源田のバントで三走周東が同点の生還(11日、ZOZOマリン)=共同

オーストラリア戦の7回、源田のバントで三走周東が同点の生還(11日、ZOZOマリン)=共同

1点を追う七回、先頭の吉田正が安打で出ると、稲葉監督は迷わず周東を代走に送った。今季、支配下登録されたばかりの23歳。監督が「国際大会は終盤での1点が重みを持つ」とトップチームの代表に抜てきした足のスペシャリストが、緊迫した場面で自身の武器を発揮した。

次打者の浅村が三振に倒れた5球目で二盗を決めると、2死となって打席に源田を迎えた場面で「ずっと狙っていた。源田さんなら内野安打もあるし、(進塁すれば)1点が入る」とさらに三盗を敢行した。

この大胆な盗塁成功に源田も応える。「普通に打つのとバントと、どっちが確率が高いかを考えた。相手の三塁手も下がっていたし」と直後の4球目を投前にセーフティーバント。2死から相手の意表を突いた策には、味方の周東も「正直びっくりした」と虚を突かれたが、持ち前の反応の良さでタッチに来た投手の腕をわずかにかいくぐり、生還した。

投手陣が耐え、優勢に進めた試合をひっくり返されたオーストラリアのニルソン監督も「周東の足は今大会で群を抜いている。完璧に決めないといけないところでしっかり実行した」と脱帽した走塁。日本の持ち味、強みは厳しいロースコアの競り合いの中でこそ生きることを再確認したゲームともなった。(常広文太)

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