めぶきFG、連結純利益17%減 与信コスト膨らむ

金融機関
2019/11/11 18:34
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めぶきフィナンシャルグループ(FG)が11日発表した2019年4~9月期連結決算は、純利益が前年同期比17%減の225億円だった。取引先の一部で業績の悪化や決算の粉飾が見つかり、信用コストが大幅に増えたのが響いた。20年3月期の純利益予想(400億円)に対する進捗率は56%と順調だったため、業績予想は据え置いた。

本業のもうけを示す実質業務純益(連結)は11%増の386億円だった。前年同期に計上した外国債券の売却損がなくなり、その他業務利益がプラスに転じたのが寄与した。貸出金利回りの低下は続いたが、法人・個人ともに貸出金残高を伸ばし貸出金利息の減少は微減にとどめた。

10月に北関東を直撃した台風19号の業績への影響については、「まだ信用コストに反映する確たる情報は集まっていない」(笹島律夫社長)とした。現時点では多額の引当金を積み増すような事態にはならないとの見方を示した。

めぶきFGは同日、発行済み株式総数(自己株式を除く)の1.18%に相当する1393万7200株、40億円を上限とする自社株買いの実施も発表した。筆頭株主の野村フィナンシャル・パートナーズが保有株を売却する意向を示したため、12日の立会外取引で買い付ける。

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