虎ノ門ヒルズ駅20年6月6日に開業 東京メトロ

東京地下鉄(東京メトロ)は11日、日比谷線霞ケ関―神谷町駅間の新駅「虎ノ門ヒルズ駅」(東京・港)を2020年6月6日に開業すると発表した。日比谷線の新駅設置は全線開業以来、約56年ぶりとなる。東京五輪・パラリンピックに向けて、訪日外国人客を含め多くの利用客を見込む。
虎ノ門ヒルズ駅は、連絡通路を経由して銀座線虎ノ門駅へ乗り換えられるほか、14年に開業した「虎ノ門ヒルズ森タワー」にも直結している。北千住方面行きと中目黒方面行きとを直接つなぐ通路は開業後に整備する予定という。
東京メトロは五輪前の利用開始を目指して16年2月に着工した。開業後も、都市再生機構(UR)と連携して駅周辺の再開発事業と調整しながら駅の整備を進める。最終完成時には、周辺の再開発ビルや駅広場とつなげて駅と街とが一体となった空間づくりを目指す。
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