旅行収支の黒字最大に 4~9月、ラグビーW杯も寄与

2019/11/11 18:00
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財務省が11日に発表した国際収支統計(速報)で、訪日外国人の消費から日本人の海外旅行消費を差し引いた「旅行収支」が2019年4~9月に1兆3451億円の黒字となった。前年同期比13%増となり、年度の半期として過去最大になった。ラグビーのワールドカップ(W杯)効果もあり、訪日客が増加したことが影響した。旅行黒字は経常黒字を支える要因となっている。

日本政府観光局(JNTO)によると、9月の訪日客は前年同月比5%増となり、4~9月は前年同期比3%増の1636万人だった。9月は日韓関係悪化のため韓国からの訪日客が前年同月比58%減少したが、中国・香港や台湾など他のアジア諸国からの訪日が増えた。ラグビーW杯の開催も増加を後押しし、英国からは84%増、フランスは32%増となった。

旅行収支を含め、海外と日本のモノやサービスのやり取り全体を表す経常収支は4~9月に10兆3382億円の黒字となった。前年同期比では3%減で、貿易赤字が響いた。

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