イラン、大油田発見と発表 南西部、3割増か

中東・アフリカ
2019/11/11 10:48
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【テヘラン=共同】イランのロウハニ大統領は10日、イラン南西部フゼスタン州で大規模油田を発見したと明らかにした。原油の埋蔵量は530億バレルと主張しており、確認されれば、イランの埋蔵量が3割ほど増加することになる。中部ヤズドで演説した。

演説するイランのロウハニ大統領(10日、同国南西部)=ロイター

ロウハニ師は「イランは敵の圧力には屈しない」と強調し、米国への抵抗を続けるため国民の結束を呼び掛けた。

英石油大手BPによると、イランの原油確認埋蔵量は1572億バレル(2017年末推定値)で、ベネズエラ、サウジアラビア、カナダに続いて第4位。ロウハニ師によると、油田は広さ2400平方キロ。

イラン経済は、昨年以降の米国の制裁強化によって苦境にある。特に主要財源である原油輸出への影響は顕著で、今年9月の原油輸出量は、米国が昨年5月に禁輸制裁を発動する直前の同年4月の15%程度にまで減ったとの統計もある。新油田で生産が始まったとしても、輸出先の確保は困難とみられる。

ロウハニ師は演説で、米国の制裁にもかかわらず、非石油部門の輸出額は増加していると主張した。

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