牛角と新喜劇が手本 楽天流の球団経営
プロ野球動かしたテック族(4)

プロ野球動かしたテック族
2019/11/10 2:03 (2019/11/14 2:00更新)
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日本経済新聞 電子版
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球界参入に名乗りを挙げた楽天。六本木ヒルズの会議室「シドニー」に急造されたプロ野球準備室は異色の集団だった。西武百貨店から来て楽天で草野球チームをつくった米田純。リクルート出身で起業経験のある島田亨は三木谷浩史から球団社長として招かれた。事業の一切を託されたのは球界再編で暗躍した小沢隆生だ。

プロ野球の球団新設はわずか3年で消えた高橋ユニオンズ以来、50年ぶり。当時の知見は全く参考にならない。ゼロからの球団づくり。シドニーに集まった面々は、業界の垣根を越えて知見を求めていった。

【前回記事】 球界参入 三木谷氏を口説き落としたブレーン

■TSUTAYAのデータで本拠地選定

準備室の第1号社員となった米田が取りかかったのが本拠地選びだ。当初は三木谷の出身地でもある神戸か大阪を想定。ただ、近鉄と合併して当面は大阪と神戸の両方を本拠地とすることが決まっていたオリックス球団オーナーの宮内義彦から、早々にノーを突きつけられた。

次に候補に挙がったのが長野市だ。楽天の社外取締役で…

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