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比財閥3位のJGサミット創業、ゴコンウェイ氏が死去

【マニラ=遠藤淳】フィリピンの大手財閥JGサミット・ホールディングスは10日、創業者のジョン・ゴコンウェイ名誉会長が9日に死去したと明らかにした。93歳だった。同社は食品や石油化学、航空などの事業を手がけ、同国の財閥で時価総額3位。経営の指揮は長男のランス・ゴコンウェイ社長兼最高経営責任者(CEO)が既に引き継いでいる。

JGサミット・ホールディングスの創業者のジョン・ゴコンウェイ氏

ジョン氏は中国・アモイ市に生まれ、1954年にフィリピンで起業。食品会社ユニバーサル・ロビーナを菓子・飲料の大手に育てた。格安航空会社(LCC)のセブ・エアを旅客数でフィリピン最大に引き上げ、石油化学、銀行、不動産などにも事業を多角化した。

日本企業とのつながりも深い。ユニバーサル・ロビーナは日清食品ホールディングスと合弁でフィリピンで即席麺を製造、販売するほか、カルビーからライセンスを受け、同社ブランドの製品を販売している。

米誌フォーブスによると、ジョン氏はフィリピンで3番目の富豪で、53億ドル(約5800億円)の資産を持つ。既にランス氏への経営継承を進めてきており、同氏は02年に社長、18年にCEOに就任し、経営を全面的に指揮している。

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