京アニ事件容疑者「第1スタジオ狙った」 大量殺傷計画か

2019/11/10 2:00
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京都アニメーションのスタジオ(京都市)で起きた放火殺人事件で、殺人などの容疑で逮捕状が出ている青葉真司容疑者(41)が、京都府警の任意の事情聴取に「いちばん多くの人が働いている第1スタジオを狙った。多くの負傷者を出せそうだと思ったから」と供述したことが9日、捜査関係者への取材で分かった。

青葉真司容疑者=共同

青葉真司容疑者=共同

さいたま市の自宅を出発する時から事件を起こすつもりだったとの趣旨の供述もしており、府警は、青葉容疑者が当初から明確な殺意を抱き、大量殺傷を周到に計画していたとみて調べる。

捜査関係者によると、青葉容疑者は事件当日、ハンマーや複数の包丁を所持。包丁は「犯行を邪魔する人がいたら襲うつもりだった」とし、ハンマーについても「ドアが閉まっていたらガラスを割って中に入ろうとした」と説明した。

病室で淡々と聴取に応じた青葉容疑者は「道に外れることをしてしまった」と反省とも受け取れる言葉を口にし「(治療を担当した)病院のスタッフに感謝している」と述べた。埼玉から京都へ新幹線で来る際には既に殺意を持っていたとし、大筋で容疑を認めて「どうせ死刑になる」とも話した。「小説を京アニに盗まれた」とも供述した。

入院中の聴取は公判で任意性が争われる可能性があり、府警が聴取の可否を慎重に検討していた。聴取は8日に初めて実施。勾留に耐えられる程度まで回復するのを待ち、逮捕する方針。

青葉容疑者は全身にやけどを負って搬送されたが、皮膚移植手術を重ねて8月上旬にはほぼ命に別条がない状態になっていた。最近は体を動かすリハビリに取り組んでおり、府警などは青葉容疑者が入院する大阪府内の病院で聴取した。〔共同〕

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