カンボジア野党指導者、マレーシア到着 母国入国模索

アジアBiz
2019/11/9 19:33
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【プノンペン=大西智也】カンボジアへの帰国をめざしている亡命中の野党指導者サム・レンシー氏は9日、マレーシアのクアラルンプールに到着した。同氏は滞在しているフランスからタイ経由での帰国をめざしていたが、タイ政府に拒否されていた。マレーシアからカンボジアへの帰国を模索するとみられている。

サム・レンシー氏はマレーシアに入国した(9日、クアラルンプール)=ロイター

サム・レンシー氏はカンボジアの旧最大野党、カンボジア救国党(CNRP)の党首を務めた有力野党指導者。カンボジアの独立記念日である9日の帰国をめざしていた。経由地のタイ政府はカンボジア政府の要請を受け入国拒否を明言し、7日にパリの空港でタイ国際航空機への搭乗が認められなかった。

サム・レンシー氏はカンボジアで既に逮捕状が出ているため、フン・セン首相は入国を試みた場合、「即逮捕する」と警告している。東南アジア諸国連合(ASEAN)各国は「内政不干渉」を理由に入国を拒否するか第三国に出国させる可能性が高く、カンボジアへの帰国は引き続き困難な情勢だ。

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