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即位祝う祭典で陛下、台風被害に「心痛めている」

「嵐」が楽曲披露 皇后さま、涙ぐむ場面も

(更新)

天皇陛下の即位を祝う民間主催の「国民祭典」が9日午後、皇居前広場などで開かれ、多くの人が日の丸の小旗やちょうちんを手に集まった。天皇陛下は皇后さまとともに皇居正門付近で祝福の声に笑顔で応じる一方、お言葉で台風19号などの被災者を気遣われた。

国民祭典は経済界や超党派の議員連盟などが主催。祭典前半では秋田の竿燈まつりなど郷土芸能のパレードや、みこし渡御が行われた。

後半の祝賀式典は午後5時すぎに始まった。午後6時すぎに両陛下が正門付近に姿を見せると、観客からは歓声が上がった。安倍晋三首相が「天皇陛下のご即位や新しい時代の輝かしい幕開けをお祝いしたい」と祝辞を述べた。

あいさつに立った陛下は、台風19号などの被害に「深く心を痛めています」と述べ「被災された方々が安心できる生活が一日も早く戻ることを心から願っています」と気遣われた。その上で「改めて国民の幸せを祈るとともに、我が国の一層の発展と世界の平和を願います」と述べられた。

「国民祭典」に出席した天皇、皇后両陛下(9日、皇居正門付近)

特設ステージでは両陛下に贈る奉祝曲「Ray of Water」が披露された。両陛下は、アイドルグループ「嵐」の歌と全盲のピアニストの辻井伸行さんらの演奏に聞き入られた。祭典の途中、皇后さまが涙ぐまれる場面もあった。

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