加害教諭が給与停止に不服 神戸の同僚いじめ、審査請求

関西
2019/11/9 10:53
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神戸市立東須磨小で教諭4人が同僚をいじめていた問題で、加害者のうち30代男性教諭1人が、分限休職処分で給与差し止めとなったのを不服として、処分取り消しを求めて市人事委員会に審査請求したことが9日、代理人弁護士への取材で分かった。

加害教諭については、懲戒処分前に休職させる規定がなかったため市教育委員会が10月1日から有給休暇扱いにしたが、市民の苦情が殺到。起訴の恐れがある職員を休職できるように市が条例改正し、市教委が同31日に分限休職処分としていた。

ただ、諮問機関である分限懲戒審査会は処分前に「起訴の蓋然性が高いとはいえない」として「休職は不相当」と判断していた。

代理人弁護士によると、審査請求した教諭は「激辛カレーの強要には関わっていない」と主張する一方、肘で背中をぐりぐりと小突いたり「あほ」などの暴言を浴びせたりしたことは認めた。市教委から十分な弁明の機会を与えられなかったとしている。

代理人弁護士は「4人の関与には差がある。適正手続きを経た公正な処分なら受け入れるが、後付けの不利益処分は認められない」と話した。

市教委によると、加害者は30代男性3人と40代女性1人。休職の理由は、男性教諭(25)に激辛カレーを無理やり食べさせたり、暴力や暴言を繰り返したりしたため。〔共同〕

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