NYダウ、51ドル安 米中協議に不透明感で買い手控え

北米
2019/11/9 5:53
保存
共有
印刷
その他

【NQNニューヨーク=戸部実華】8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落している。15時現在は前日比51ドル48セント安の2万7623ドル32セントで推移している。前日は中国政府が「米中は発動済みの追加関税を段階的に撤廃する方針で一致した」と発表していたが、8日はトランプ米大統領が「関税撤廃では合意していない」と述べた。意見の食い違いを受けて協議を見極めたい雰囲気が広がり、買い手控えにつながった。今週は主要な米株価指数の最高値更新が相次ぎ、週末を控えて目先の利益を確定する売りも出た。

米株式相場は反落(ニューヨーク証券取引所)=AP

航空機のボーイングや工業製品・事務用品のスリーエム(3M)、スポーツ用品のナイキといった中国関連銘柄とされる一部の銘柄が売られている。前日に買いが優勢だった石油株のエクソンモービルやシェブロンも下げが目立つ。

ただ、下値は限られている。7日夕に発表した2019年7~9月期決算で特別項目を除く1株利益が市場予想を上回った映画・娯楽のウォルト・ディズニーが大幅高となり、ダウ平均を下支えしている。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に続伸しており、5日に付けた過去最高値を上回って推移している。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]