シリア新憲法への初会合、国連特使「良い議論できた」

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2019/11/9 3:38
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【ジュネーブ=細川倫太郎】シリア問題を担当する国連のペデルセン特使は8日、スイス・ジュネーブで記者会見し、内戦が続く同国の和平に向け新憲法を作る憲法委員会の初会合について「非常に本質的で良い議論ができた」と述べた。同日で会議は一時中断し、今月25日に再開する。

記者会見する国連のペデルセン特使(8日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部)=AP

憲法委にはアサド政権側、反体制派、市民団体などから50人ずつの計150人が参加した。会合は国連欧州本部で10月30日から始まり、今週に入ってからはそれぞれ15人の代表による小委員会で討議してきた。国連は仲介役として会議の運営を支援している。

ペデルセン氏は「多くの人が予想していたよりも良い内容だった」と評価した。一方、「非常に苦痛が伴う議論で、反対側の意見に耳を傾ける勇気が必要だ」とも述べた。議論の詳細は明らかにしなかった。

ただ、関係者によると、それぞれの代表団は握手は交わしていないもようで、不適切発言などで会合が一時中断することもあったという。8年以上にわたって争ってきたアサド政権と反体制派の対立は根深く、今後の協議は難航が予想される。

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