孫揺さぶり死、祖母の無罪確定 大阪高検が上告断念

2019/11/9 0:00
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生後2カ月だった孫の女児を揺さぶって暴行し死亡させたとして、傷害致死罪に問われた祖母の山内泰子さん(69)を逆転無罪とした大阪高裁判決について、大阪高検は8日、上告を断念すると発表し、9日午前0時に無罪が確定した。畝本毅次席検事は「判決内容を十分検討したが、適法な上告理由を見いだし難かった」とのコメントを出した。

10月25日の高裁判決は、脳神経外科医らの証言から女児は頭部の血管に血の塊ができ、病死した可能性があると指摘。暴行による外傷とは認められないと判断した。

その上で、乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)に特徴的な症状から、虐待があったと推認する手法は「単純に適用すると事実誤認を生じかねない」と批判。懲役5年6月とした一審・大阪地裁判決を破棄し、無罪を言い渡した。

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