世界のスマホ出荷 7~9月は2年ぶりに増加 米IDC

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2019/11/8 22:15
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米調査会社IDCは7日、2019年7~9月の世界のスマートフォンの出荷台数が前年同期比0.8%増の3億5830万台だったと発表した。四半期ベースで前年実績を上回るのは17年7~9月以来、2年ぶり。シェア2位の中国の華為技術(ファーウェイ)など中国メーカーが出荷台数を伸ばした。

世界のスマホ市場は機能の成熟や買い替えサイクルの長期化などを背景に前年割れが続いていた。7~9月の出荷増は、米国による事実上の禁輸措置に伴い、米グーグルの一部機能が搭載できなくなる事態に備えてファーウェイが事前に在庫を積むために出荷を増やしたことも影響したとみられる。

ファーウェイの出荷台数は前年同期比28.2%増の6660万台と大幅に伸びた。14.6%だったメーカー別のシェアも18.6%に伸びた。中国国内を中心に出荷を伸ばした。

シェア5位の中国のOPPO(オッポ)の出荷台数は3120万台と前年同期比4.1%増となった。オッポは中国以外の市場に注力した。特にインドでは「リノ」シリーズなどハイエンドな製品が伸びた。

一方、3位の米アップルの出荷台数は0.6%減の4660万台だった。新たに発売した「iPhone11」や9月に値下げした「iPhoneXR」の販売が米国や欧州で好調だったが、全体の出荷は微減だった。

首位の韓国サムスン電子の出荷台数は8.3%増の7820万台だった。米政府のファーウェイへの制裁を受け、中国以外の地域でサムスンが攻勢を強めた。

世界のスマホ市場ではメーカーの寡占状態が強まっている。中国の小米(シャオミ)など上位5社の合計シェアは71%で、前年同期の66%から上昇した。

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