ケーズHD、純利益35%増の167億円 駆け込み需要でテレビ売れる
ケーズホールディングスが8日発表した2019年4~9月期の連結決算は、純利益が前年同期比35%増の167億円と、同期間として最高だった。消費増税前の駆け込み需要で4Kや有機ELなど高価格帯のテレビが好調だった。
売上高は9%増の3770億円、営業利益は43%増の224億円だった。共働き世帯を中心に家事の効率化需要を取り込み、大容量冷蔵庫など大型の白物家電が売れた。チラシのサイズを縮小し、広告宣伝費も抑えた。
20年3月期の予想は据え置いた。純利益は前期比3%増の246億円、売上高は3%増の7130億円を見込む。
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