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中国・小米、日本参入を正式表明 スマホやIoT家電

2020年、初の自社店舗も

小米のスマホは若い人たちに人気がある(北京市内の自社店舗)

【北京=中藤玲】中国スマートフォン大手の小米(シャオミ)は8日、2020年に日本市場に参入すると正式に発表した。同年に自社店舗も日本に初出店する。スマホやネットにつながる家電製品を店頭に展示し、消費者に直接アピールする狙い。小米の海外売上高比率は4割を超えており、次世代通信規格「5G」の開始に合わせ、日本市場にも攻勢をかける。

小米の幹部が8日、北京市内の本社で日本経済新聞社などの取材で明らかにした。自社店舗の場所は東京都内を軸に検討中で、スマホやテレビ、白物家電などの人気製品を販売する。20年の東京五輪・パラリンピックの開催で増加が見込まれる訪日外国人旅行客にも、小米をアピールする。

小米のスマホは高機能だが低価格な点がインドなどで人気が高く、世界シェアは4位を占める。同時に、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」家電の品ぞろえも増やしている。

中国では人工知能(AI)を搭載したスピーカーで操作できる冷蔵庫や掃除ロボットなどの白物もシェアが高く、自社店舗ではスマートホームの展示が多い。自社店舗を海外に520店以上展開している。

小米はタッチパネル付きの冷蔵庫などIoT家電も販売している(北京市内の自社店舗)

小米は中国・華為技術(ファーウェイ)などに比べて日本進出が遅れていた。日本では20年春に5Gの商用サービスが始まる予定で、5Gに対応した高機能なスマホや、IoT家電を拡販するのに適切な時期だと判断したもようだ。同社は「個人情報の取り扱いに関しては日本のルールを順守する」としている。

日本市場のスマホ販売を巡っては、端末販売の新ルールが施行されて端末の大幅な値引きが制限された。小米の高機能だが低価格なスマホは、需要を囲い込める可能性もある。

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