北電が再発防止策、泊原発の非常電源不備で

環境エネ・素材
北海道・東北
2019/11/8 16:00
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北海道電力は8日、泊原子力発電所3号機(北海道泊村)で2018年11月に発覚した非常用ディーゼル発電機の電気配線の接続不良の再発防止策をまとめたと発表した。製品調達先の監査や製品組み立て時に北電が確認する検査項目を19年内に社内規定に定める。

製品調達時に同メーカーの主要な工場は監査したが、今回不具合の見つかった製品を納めた工場は監査していなかった。今後は調達先が複数の工場を持つ場合は品質管理の方法に差があることを考慮し、監査対象を広げる。製品組み立ての重要な段階で北電が記録をとり、検査項目も見直す。

泊原発の1~3号機は非常用発電機を2台ずつ備える。北電は運転中には2台とも、点検中には2台のうち1台が稼働できる状態でなければならないと規定している。

泊原発3号機の非常用発電機は1台が18年11月の試運転で起動しなかった。北電によると3号機が営業運転を始めた09年から配線が接続不良で、9年間保安規定を満たしていなかった。北電は3月に防止策をまとめる予定だったが、分析作業や社内外の調整が長引き策定時期を延期していた。

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