山形銀行が地域商社設立、全国初の全額出資で

地域金融
金融機関
北海道・東北
2019/11/8 15:23
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山形銀行は8日、地域商社を中核とする全額出資子会社を設立すると発表した。出資規制を緩和する銀行業高度化等会社の仕組みを使うもので、全国で初めての事例となる見通し。銀行が一部を出資して地域商社を設立する事例は各地に広がっているが、全額出資にすることで地場企業の販路拡大に本格的に取り組む。

許認可に向けて準備を進めている全額出資子会社「TRY(トライ)パートナーズ」は、資本金1億円の予定でコンサルティングなどの事業も手掛ける。地域商社は食品を扱う例が多いことに対し、工業製品を仕入れて販売。取引先の売り上げ増につなげるとともに、銀行の新たな収益の柱にする。

銀行はこれまで事業会社には原則5%までしか出資できなかったが、フィンテック関連に加え、10月から地域商社も全額出資子会社が可能となった。山形銀行はこれまで行員を通常業務から外し、地域で新産業をおこす「山形成長戦略プロジェクト」を手掛けており、こうしたノウハウを地域商社の事業にいかす。

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