岩手銀行、地域商社事業参入へ 地域活性化と持続性両立

地域金融
金融機関
北海道・東北
2019/11/8 14:00
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岩手銀行は8日、地域商社事業への参入に向け、態勢整備を進めると発表した。具体的な事業として、県内の伝統産業に関する情報発信や地域のデザイナーなどの協業による地域ブランド品の開発などを想定する。人口減少や低金利環境が続くなか、新たな事業領域を開拓して地域の産業創出を促すとともに、持続可能なビジネスモデルの構築を目指す。

地域商社事業として想定している事業のうち、伝統産業に関する情報発信については、同行の赤レンガ館を活用したイベントの形で2019年から先行的に実施。伝統産業を漆器や南部鉄器などのテーマに分けて、4回にわたって紹介した。イベントの会期は計9日間で、当初予想の2倍近い8000人強を集めた。

田口幸雄頭取は「期間中は赤レンガ館に各分野のベテランから若手の職人・作家が多数出入りしたことで、分野を越えた関係者の交流が始まるなど、当初想定していなかった効果も生み出せた」と説明。新たに想定している地域のデザイナーやクリエイターとの協業による地域ブランド開発に向けた手応えを語った。

同行が想定する地域商社の事業としてはこのほか、岩手の基幹産業である1次産業の活性化やまちづくり・にぎわい創出なども対象とする。参入形態や時期については、今後詰める。

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