追加関税の段階的撤廃 米高官「中国と合意してない」

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2019/11/8 12:40
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米政権で対中強硬派の代表格として知られるナバロ氏

米政権で対中強硬派の代表格として知られるナバロ氏

【ワシントン=鳳山太成】ナバロ米大統領補佐官(通商担当)は7日、中国政府が発動済みの追加関税を段階的に撤廃する方針で米国と一致したと発表したことを巡り「現時点で合意はない」と述べた。米中がめざす部分合意で、中国側は関税を取り下げるよう求めているが、トランプ政権には慎重な意見もある。合意文書の署名まで引き続き曲折がありそうだ。

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米FOXビジネステレビのインタビューで「『第1段階』の取引の条件として、現時点では既存の関税を撤廃するという合意はない」と語った。「決定するのはトランプ大統領だけだ」と指摘し、同氏の判断が焦点になると指摘した。

米政権は2018年7月以降に約3600億ドル分の中国製品に最大25%の関税を課した。対中強硬派のナバロ氏は中国への圧力が弱まるとして追加関税の撤廃に慎重な立場を示してきた。

中国商務省は7日、発動済みの追加関税を段階的に撤廃する方針で一致したと発表した。「(米中両国が)同じペース、同じ割合で発動済みの追加関税を取り消すことは第1段階の重要な条件だ」と述べたが、詳細は明らかにしていない。

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