流行語大賞に「気候スト」 英辞書、使用頻度100倍に

2019/11/8 9:50
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【ロンドン=共同】米出版大手ハーパー・コリンズの英国法人は7日、英英辞書「コリンズ」編集部が地球温暖化対策を訴える抗議デモ「気候ストライキ」を、今年の流行語大賞に選んだと発表した。

8月に国連本部前で開かれた集会にはグレタさん(中央)のほか、数百人の学生らが集まった

スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリさん(16)が世界的うねりを引き起こしたことで単語の使用頻度が今年だけで、100倍に跳ね上がったと指摘している。

同辞書編集部は「気候ストライキ」を「気候変動対策を求めるデモに参加するため、学校や仕事を休む抗議行動の一種」と定義。担当者は、気候ストライキが世論を分断することもあるが、この1年は、英国の欧州連合(EU)離脱問題を上回るほどのニュースになったこともあったと話した。

編集部によると、2015年、フランスの首都パリ郊外で国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)が開催されるのに合わせ、学生たちが「気候ストライキ」と銘打ったデモを実施したのが起源。

グレタさんは昨年、温暖化対策を説くために授業を週1日ボイコットする「学校ストライキ」を開始。賛同者は世界中に拡大。英紙ガーディアンによると、今年9月に実施された世界一斉ストには計600万人が参加したとみられる。

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