日本、医学部卒業生が最少 OECD調査

2019/11/8 9:43
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日米や欧州を含む先進各国が加盟する経済協力開発機構(OECD)は7日、医療に関する2019年版の報告書を発表した。日本は人口10万人当たりの医学部卒業生数が、比較可能な35カ国のうちで最も少ない6.8人だった。医師に占める55歳以上の割合は37%で、平均(34%)より高かった。

OECDは日本の医師数の先細り感に関して「医療提供体制を維持していく上で課題だ」と指摘している。

報告書によると、人口10万人当たりの医学部卒業生が最多だった国はアイルランドで24.9人だった。デンマーク(21.5人)、リトアニア(19.3人)が続いた。下位は日本、イスラエル(6.9人)、韓国(7.6人)の順だった。

日本は、女性医師の割合の項目でも比較可能な36カ国中最低の21%で、調査平均48%の半分以下にとどまった。少なかったのは、日本に次いで韓国(23%)、米国とルクセンブルク(いずれも36%)だった。女性割合のトップはラトビアとエストニアで、同率の74%だった。00年に行った調査と比べ、日本を含む加盟国の多くで女性医師の割合は増えた。

加盟国のほか中国やロシアなども加えた44カ国を対象として17年のデータを基に、今回報告書をまとめた。〔共同〕

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