断水3日目、復旧急ぐ 羽田空港第2ビル

2019/11/8 7:12 (2019/11/8 10:24更新)
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断水が続く羽田空港第2ターミナルビルのトイレに張られた使用禁止の張り紙(8日午前8時25分)=共同

断水が続く羽田空港第2ターミナルビルのトイレに張られた使用禁止の張り紙(8日午前8時25分)=共同

羽田空港の国内線旅客ターミナルで6日朝に発生した断水は、第2ターミナルビルで飲み水などの供給停止が続き、8日で3日目に入った。羽田への給水を国から受託する会社「空港施設」は水質の点検作業を進めており、早ければ8日中の復旧を目指す。原因の特定も進めている。

第2ターミナルでは6~7日、断水のため多くの飲食店が営業を休止。トイレの手洗いも使えず、代替手段としてペットボトルの水を置いて対応した。国土交通省東京空港事務所によると、これまでに運航への影響はない。

空港施設によると、6日朝、機体を洗う「洗機場」で水から塩気を感じるとの連絡があり、給水を止めた。第2ターミナルでも同様に水から塩気が感じられ、7日までに再開に向けた給水設備の清掃は完了。水質検査を急いでいる。

第1ターミナルも一時断水したが、6日中に給水を再開。国際線ターミナルは当初から断水が起きていない。

空港施設は、空港内の給水や冷暖房などを担う会社。東京都の水を空港内の旅客、貨物、航空機整備など各エリアに供給している。

第2ターミナルで営業するそば屋は8日朝、そばをゆでることができないため、比較的少ない水で調理できる牛丼などを使い捨て容器で提供していた。

通常は午前7~9時の朝食帯に100人ほどが来店するというが、この日は10人前後。責任者の男性は「常連のビジネスマンも素通りしていく。今日中に断水を解消してくれないと困る」と頭を抱えた。

トイレには7日までと同様、手洗い用のペットボトルの水がずらり。修学旅行に向かうため空港を訪れた男子高校生(16)は「手を洗うのは問題なかったが、温水洗浄便座が使えないのは不便」とこぼした。

〔共同〕

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