対キューバ制裁解除求める国連決議、ブラジルが初の反対

2019/11/8 5:16
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【ニューヨーク=吉田圭織】国連総会は7日、キューバに対する制裁を解除するよう米国に求める決議を賛成多数で採択した。同決議の採択は28年連続。日本を含む187カ国が賛成し、例年反対する米国とイスラエルに加えてブラジルが初めて反対に回った。コロンビアとウクライナは棄権した。

国連総会は対キューバ制裁解除を求める決議を採択した=国連提供

今回初めてブラジルが反対に回ったのは、同国のボルソナロ大統領がトランプ米大統領に配慮したためとみられる。ボルソナロ氏は過激な発言やメディア批判などにより「ブラジルのトランプ氏」とも呼ばれ、3月にホワイトハウスを訪問した際にはトランプ氏の「再選を確信している」と支持を明らかにした。

対キューバ制裁解除の決議は1992年から毎年採択され、今回で28回目。米国はオバマ前政権下で関係正常化が進んでいた16年に棄権したのを除き、毎回反対している。国連総会の決議に法的拘束力はなく、対キューバの制裁解除には米議会の承認が必要だ。

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