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テルモの4~9月、純利益33%増 カテーテル好調

テルモが7日発表した2019年4~9月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比33%増の457億円だった。同期間としては過去最高。心臓や脳内の血管の治療に使うカテーテル(医療用細管)関連製品の販売が米国や日本など世界で好調だった。新興国の工場への一部製品の生産移管などで費用の削減も進んだ。

売上高は8%増の3072億円、営業利益は24%増の591億円だった。いずれもこの期間として過去最高だった。カテーテルを手がける心臓血管事業の営業利益(特殊要因を除いた調整後)は37%の大幅増益だった。カテーテル手術の際に止血に使う機器が好調だった。19年に米国で発売した脳動脈治療向けの新製品も計画以上に伸び、利益率が高い製品の販売比率が上昇した。

点滴や注射関連製品などを手がけるホスピタル事業や輸血関連機器を扱う血液システムも増収だった。地域別の売上高では中国が17%増の244億円と大きく伸びた。医療の高度化でカテーテル治療の普及が進んでいることが追い風だ。18年に買収したカテーテル関連製品を手がける中国企業の収益も寄与した。

20年3月期通期の業績予想は従来計画を維持した。売上高は前期比6%増の6350億円、純利益は2%増の810億円を見込む。同日記者会見したテルモの武藤直樹執行役員は据え置きの理由を「国内で消費増税を受けた買い控えが起きる可能性など、下期に不透明感がある」と説明した。

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