ウーバー株上場来安値、CEO「ウィーとは違う」
ソフトバンクG、赤字決算の余波も

ソフトバンク
2019/11/7 20:00
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6日の米株式市場で配車サービス大手ウーバーテクノロジーズの株価が一時前日比9%安の25.58ドルまで下げ、5月の新規株式公開(IPO)以来の安値を連日で更新した。上場後の株式売却を制限する「ロックアップ」解除に伴い大幅安となった。同社株の下げは筆頭株主ソフトバンクグループ(SBG)の業績悪化にもつながっており、余波が広がっている。

ウーバーのダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は6日、事業の成長性を強調し「(シェアオフィス運営の)ウィーワークとは全然違う」と述べた。ウィー社は上場計画の延期をきっかけに資金繰りに詰まり、SBGの支援を受けることになった。

2021年12月期に黒字転換を目指し「22年はさらに黒字が拡大する」との予想も示した。一方、IPO市場については「世界情勢を取り巻く不透明感などから投資家の目が厳しくなっている」との認識を示した。ニューヨーク・タイムズ紙主催の投資家向けカンファレンスで語った。

7日の東京株式市場でSBG株は一時、前日比4%安の4141円まで下げる場面があった。6日の取引終了後に発表した19年7~9月期の連結決算(国際会計基準)で、ウィー社への投資に絡んだ損失などで最終損益が7001億円の赤字(前年同期は5264億円の黒字)となり、業績悪化を嫌気した売りが膨らんだ。

(井川遼、NQNニューヨーク)

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