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「商業五輪」の原点 1984年ロサンゼルス五輪

1984年7月、ロサンゼルスの空から噴射装置を背負った「ロケット人間」がスタジアムに降り立った。世界を驚かせた開会式の演出、カール・ルイスの陸上4冠などで記憶に残るロス五輪は今に続く「商業五輪」の原点でもある。

76年モントリオールは大赤字、80年モスクワは西側諸国のボイコットに遭い、大きな危機に直面していた五輪に、実業家でもあるピーター・ユベロス大会組織委員長が次々と改革を打ち出した。

協賛企業に五輪マークの使用を独占的に認め、テレビ局からは高い放映権料を獲得した。終わってみれば大会は2億ドル超の黒字となり、このビジネスモデルはサッカーのワールドカップなど他の国際大会にも拡大した。

五輪で得られる収益は各競技団体や選手に還元される一方、大口スポンサーである米テレビ局の意向が競技運営にも強く影響を及ぼすようになった。東京大会で競泳決勝などが午前中に行われるのも、米国のゴールデンタイムに合わせた調整の結果と考えられている。

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