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メルカリ最終赤字71億円 7~9月、メルペイ費用響く

フリーマーケット(フリマ)アプリ大手のメルカリが7日発表した2019年7~9月期の連結決算は、最終損益が71億円の赤字(前年同期は28億円の赤字)だった。スマホ決済「メルペイ」で新規の利用者獲得に向けたキャンペーンを行ったことなどが響いた。

売上高は前年同期比38%増の145億円だった。主力の国内フリマアプリの流通総額は前年同期比28%増の1268億円。伸び率は19年6月期通期の41%からやや鈍化した。比較的単価の安い夏物が増えたことや、中期的な成長に向けて購入よりも出品を促す施策をとったことが影響した。

営業損益は70億円の赤字(前年同期は25億円の赤字)だった。スマホ決済では友人を紹介した利用者に1000円相当のポイントを付与するキャンペーンや、消費増税前の駆け込み需要を狙った大型還元を行った。これらのキャンペーン費用が業績を押し下げた。米国事業への先行投資が続いていることも響いた。

20年6月期の連結業績予想は公表していない。

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