10月の輸入車販売21.8%減 台風が打撃

2019/11/7 13:03
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日本自動車輸入組合(JAIA)が7日発表した10月の輸入車販売台数(日本メーカー車除く)は、前年同月比21.8%減の1万6623台だった。4カ月ぶりのマイナスだった。台風19号で販売店への来店客が落ち込んだことが響いた。消費増税の影響も一部あった。登録車全体に占める外国メーカー車のシェアは8.6%と過去2番目の水準だった。

首位の独メルセデス・ベンツが前年同月比20.1%減の3704台。56カ月連続で首位をキープした。

独BMWが28.5%減の2719台、独フォルクスワーゲン(VW)が39.5%減の2255台と続いた。独アウディは車両の供給遅れが解消し、販売登録が進み4.1%増の1565台だった。

価格帯別では、400万円以上1000万円未満は26.2%減の7788台。2016年3月以来43カ月ぶりのマイナスとなった。400万円未満が20.8%減の6342台、1000万円以上が19.6%減の1484台だった。

販売台数のうちクリーンディーゼル車が占める割合は29%と、10月単月としては過去最高となった。

10月の台風19号で店頭への客足が鈍り登録が大幅に落ち込んだ。10月1日に消費税が10%に引き上がった影響も一部出たとみられる。増税前の9月時点では大きな駆け込み需要がみられず、JAIAは反動減も限定的と見通していた。ただ、増税の影響については「今後を注視する必要がある」(JAIA)。

14年4月に消費税が8%に引き上がった前回時は、駆け込み需要と反動減の浮き沈みが激しかった。増税直後の14年4月に20.6%減となり、その後もマイナスが5カ月続いた。

アウディが5日に主力小型車「A1」の新型モデルを投入するなど各社が新型車を積極的に投入している。足元の登録は堅調に推移しているという。1~10月累計は前年同期比1.5%減の24万5635台。年間販売30万台は「まだ十分可能性がある」(JAIA)として据え置く。

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