解決金着服容疑で弁護士逮捕 大阪、承諾なく和解

2019/11/6 23:58
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未払い残業代の請求訴訟の解決金180万円を着服したとして、大阪府警捜査2課は6日、大阪弁護士会所属の弁護士、鈴木敬一容疑者(68)=住所不定=を業務上横領の疑いで逮捕した。同課によると、鈴木容疑者が関わった賃金請求などの民事訴訟に関して計約800万円の同様の被害の相談が3件あり、同課は関連を調べる。

逮捕容疑は、大阪市の30代の男性会社員の依頼を受け、建築金物製造販売会社に未払い残業代を求めた訴訟で、同社側から受け取った解決金180万円を着服した疑い。

同課によると、鈴木容疑者は容疑をおおむね認める一方、「被害金には成功報酬も含まれている」という趣旨の説明をしている。鈴木容疑者は男性の承諾なく和解を成立させており、男性には「(訴訟が)まだ終わっていない」などと伝えていたという。

19年2月、鈴木容疑者と連絡が取れなくなった男性が大阪地裁に裁判記録を問い合わせて発覚した。

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