BMW、純利益12%増 7~9月 中国販売好調

2019/11/6 20:50
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【フランクフルト=深尾幸生】独BMWが6日発表した2019年7~9月期の決算は、純利益が前年同期比12%増の15億2100万ユーロ(約1830億円)だった。中国での高級車販売が好調だった。前年同期が燃費試験の変更にともなう市場の混乱で減益だった反動もあった。売上高は8%増の266億ユーロだった。

BMWの大型SUV「X7」など利益率の高いモデルに注力する

販売台数は4%増の61万3361台。「X3」など利益率の高い多目的スポーツ車(SUV)が好調だった。中国のグループ全体の販売台数は10%増だった。ニコラス・ペーター最高財務責任者(CFO)は電話会見で「中国は想定していたよりも大きな増加率になっている」と述べた。

営業利益に相当するEBIT(利払い・税引き前利益)は33%増の22億8900万ユーロ。指標としている自動車部門の売上高EBIT率は6.6%と2.2ポイント上昇したが、目標としている8~10%には届いていない。

自動車部門の利益率で4.5~6.5%とする通期の見通しは据え置いた。

オリバー・ツィプセ社長は20年以降の新車市場の見通しについて「自動車市場は落ち込んでいるが、高級車市場は堅調さを維持する」と述べた。新型のSUVの旗艦車種「X7」については「需要に生産が追いつかない」と明かした。増える電動化や自動運転などへの投資をまかなうため、より利幅の大きい高級車に注力する方針を強調した。

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