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がん攻撃する細胞を自動製造 渋谷工業、山口大発スタートアップと

渋谷工業は6日、山口大学発のスタートアップとがんの免疫療法に効果のある細胞を、自動で製造できる装置を臨床向けに開発すると発表した。人の免疫細胞に特定の遺伝子を組み込んで培養することで、がんを攻撃する新たな細胞を製造する。従来は手作業だった遺伝子組み換えの工程を機械化してがん治療の効率を高める。2021年をめどに製品化して臨床試験に入る。

工場の増床や関連設備の導入などに4億円以上を投じ、山口大で免疫学を専門とする玉田耕治教授らが設立したノイルイミューン・バイオテック(東京・港)と装置の開発に取り組む。

がん患者から取り出した免疫細胞「T細胞」に遺伝子操作を加えて、白血病などに効果のある「CAR-T細胞」や肺がんなどの固形がんを攻撃する「プライムCAR-T細胞」を自動製造する。無菌技術を生かして再生医療に取り組んできたノウハウを生かす。

通常は高度なスキルを持った人材が無菌室で手作業で作るため、細胞の製造にかかるコストや時間の削減・短縮が課題となっていた。

渋谷弘利社長は「再生医療の中でも最も大きなビジネスになる」と期待を込める。玉田教授は「自動化によって、均一かつ大量に細胞が作れるようになる」と意気込みを語った。

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